自分や家族の価値観にあった住まいを選ぶためには、立地・間取りなど、物件を取り巻く内外の環境について、よくリサーチをするのが肝心。そしてそんなリサーチに、マンション好きな人の書いているブログが役立ちます。
今回ご紹介するのは、 江東5区の物件情報や家族で快適に暮らせる物件の見極め方を発信されているブロガーの「すまいよみ」さん。
子育て環境としても注目度の高い東京イーストエリアのマンション、さらには過ごしやすい間取りについて学べます!家族で住む物件を探している方は必見ですよ〜!
※本記事は2022年5月時点の情報をもとに作成しています。
▼今回ご紹介するのはこちら!▼
マンションブロガー・すまいよみ
- GENRE : 不動産、住み替え情報(江東5区、間取り情報等)
- SNS : https://twitter.com/sumaiyomi
- BLOG/HP : https://www.takenote1101.com/
この企画は…
自身も”理想の暮らし”をゲットするべく不動産知識を勉強中のマンションレビュースタッフ”S森”が、本当に参考になる&面白いインフルエンサー情報をネットの海から一本釣り!
お家探しに役立つマンションブログをはじめ、そのほか暮らしのさまざまなヒントがもらえるWEBサイト・SNSをリサーチし、みなさまへお届けしてまいります。
記事一覧はこちら
東京イーストサイドの物件はお任せ!マンションブロガーすまいよみさん
今回ご紹介する、マンションブロガーのすまいよみさん。
メインブログの「すまいよみブログ」やTwitterなど各種媒体でマンションに関する情報の発信をされています。
すまいよみさんのコンテンツの大きな特徴が、紹介する物件が東京の東側5区(墨田区、江東区、足立区、葛飾区、江戸川区)に集中していること。
いわゆる江東5区や城東エリア(城東に分類される区の分け方には他にもパターンがあります)と称される地域。「湾岸」や「下町」のイメージが根付いているエリアでもありますよね。
よく聞く駅名としては、「押上」、「錦糸町」、「豊洲」、「北千住」、「亀有」、「新小岩」などがこの地域に含まれます。
すまいよみさんはこれら5区の住環境のよさ、そして都内のほかの地域に比べ比較的予算を抑えて良質な物件を見つけられる点を高評価。
自らそこに住むとともに、日々新築・中古マンションの情報をチェックされているそうです。
また、ポータルサイト・スムログにも記事を寄稿。
そちらではブロガーに向けて相談の「お便り」を寄せられるのですが、すまいよみさん宛のものはやはり、城東エリアで物件の購入を検討・予定されている方からのものが多いようです。
中には、「すまいよみさんの記事を読んで物件を購入した」という方のお便りも見つけられます!
そんな”イーストサイド・トーキョー”ラバーのすまいよみさんですが、出身は東京の西側、世田谷区。
これまで4度購入されているマンションも、うち2件目までは山手線の中心よりも西側にあったそうで、「住むなら生涯世田谷!」と考えられていた時期もあったんだとか。
そんなひとが一体なぜ東京東側のマンションのスペシャリストに?これまで書かれている記事の中から、すまいよみさんが推す東京イーストサイドの魅力を探ってみました。
すまいよみさんに学ぶ!住む場所としての城東の魅力
出身は世田谷区。だけど見つけた快適な住環境は、東京の東にあった
東京西エリアの出身にもかかわらず、城東エリアを選び、地域の物件をおすすめしているマンションブロガー。
この点こそ、今回「ぜひすまいよみさんをマンションレビュー でご紹介したい!」と筆者が思ったポイントなのです。
といいますのも、実は何を隠そう筆者S森自身も世田谷区の出身。親しみもあり、新宿・渋谷より西側の土地についつい惹かれます。
実家を離れ、都外で暮らす今も、
「あ〜二子玉川に住みたいな〜、でも茶沢通りらへんも面白いお店多くて住んだら楽しそうだし、中目黒とか自由が丘、中野・高円寺のエリアも捨てがたい。いっそ23区出て調布とか吉祥寺、三鷹も全然アリ!」
など、都内西側の好きな街に住むことを妄想してみたり。
実際、筆者に限らず上記にあげた地名に魅力を感じられる方は多いのではないでしょうか?
しかし、すまいよみさんのブログを拝読しまして、その気持ちにちょっと変化が起きたんです。
すまいよみさんもブログの”自己紹介”ページで、出身の世田谷について以下のようにその良さを書いています。
東急電鉄を中心とした有力私鉄主導で古くから開発が進み、土地の用途地域も第1種低層住居専用地域がズバ抜けて多く、住宅地ブランドとしての認知度も抜群
ですが、ある時から東エリアに住むようになり、住環境としての世田谷に対する見方が大きく変わったそうです。
詳しくは上記引用をさせていただいたページに書かれていますが、抜粋して、
…と、改めて並べられた世田谷の街の特徴には、「た、確かに」と思わずうなずきました。
では、その一方で東京イーストエリアのどんなところが良いのか?というと、すまいよみさんが挙げられている主な点がこちら。
- 公園や緑地面積、水辺などがある自然環境の豊かさ
- 東京都心部までのアクセスのよさ
- 将来の発展が期待されるエリアが多い
- 不動産相場が西エリアに比べ安め
なるほど、働き盛りであったり、将来子育てを考えている若い世代が楽しく暮らせそうなポイントが揃っていますね!
ひとつ目の自然環境の豊かさについて、実は、23区内で敷地面積トップ1、2の公園があるのが城東エリア。葛飾区の都立水元公園と、江戸川区の葛西臨海公園です。
また、隅田川や荒川沿いにも複数の緑地が存在しています。
続いて、アクセス性のよさ。
城東エリアではJRや東京メトロ各線を代表に鉄道網が発達していて、複数路線が乗り入れる大きな駅もあります。乗換も使えば自在に都内を行き来できます!
たとえば、
錦糸町駅
路線:JR総武線(快速、各駅停車)、東京メトロ半蔵門線
秋葉原駅まで【7分】
神田駅まで【13分】
東京駅まで【15分】
北千住駅
路線:JR常磐線、東京メトロ千代田線・日比谷線、東武伊勢崎線、つくばエクスプレス
日比谷駅まで【19分】
上野駅まで【9分】
池袋駅まで【22分】
門前仲町駅
路線:東京メトロ東西線、都営大江戸線
大手町駅まで【5分】
六本木駅まで【17分】
新宿駅まで【26分】
(※上記は全て、Yahoo!JAPAN路線情報の乗換案内にて調べた、平日日中の最短移動時間を参考としています。)
街の発展性という点においては、わかりやすい例でいえば豊洲や有明のベイエリアでしょうか?
よく「昔は何もなかったところだよ」と言われる地域ですが、近年は多くのタワーマンションが建ち、同時に街全体が整備されて商業施設等もオープン、人が集まる活気に満ちたエリアへと変貌を遂げています。
直近では、JR総武線・東武亀戸線の亀戸駅でも再開発が行われ、駅前に大型の複合商業施設やタワーマンションが誕生しました。
そして相場価格について。
マンションレビューの今年3月の調査から、江東5区それぞれのデータをピックアップしてみました。
赤字で記載しているのが、それぞれの区の23区内での価格ランキング順位です。
データ元:「マンションレビュー」全国市区町村 中古マンション価格ランキング 100(2022年3月)
前述の通り、数年前から大規模な再開発の進んできた豊洲や有明のある江東区は上位半数にありますが、その他の区はいずれも23区内では比較的安い地域であることがわかります。
とくに、江戸川区・葛飾区・足立区の3区は23区内では最も中古マンションの価格相場が低く、坪単価相場も200万円を切っており、予算がそれほどなくても手の届きやすい物件が多い模様です。
すまいよみさんおすすめの城東エリア物件とは!
すまいよみさんはメインブログやスムログで、自身が注目する城東エリアの新築マンションを多数紹介。
いずれもすまいよみさんならではの地域の詳しい情報とともに、周辺エリアの物件との比較も交えてレポートされています。
しかし、しかし。いくら23区内では比較的相場が安いからと言って、この近年の不動産バブル…
「欲しいと思うスペックの新築マンションは高くて手が出ない!」
という方、とくに若い世代には多いはず。
そんな方にはぜひこちらを。
すまいよみさんが自らも内見したい、と思えるほど良いおすすめの中古物件情報が随時更新されています。
「すまいよみブログ」のTOP画面で固定表示されていますので、定期チェックがおすすめです。
もしもエリア選びに不安がある場合は?
東京イーストサイドのおすすめポイントをすまいよみさんのブログとともにご紹介してきましたが、同エリアに住む場合、とくに川沿いや湾岸部の地域では災害時のことが気に掛かるかと思います。
この点についてすまいよみさんは、以下の3つの視点で、リスクを抑える対策を紹介されています。
詳しくは下記の記事にて。
また、従来治安イメージもよくない、とされているエリアです。もし気になるようでしたら、物件を選ぶ際不動産会社の担当者に周辺地域の治安について詳しく聞いてみるのも良いでしょう。
マンションレビューでも掲載している、駅周辺の口コミ情報にも注目です!
本当に家庭にあう住まいとは?悩みがちな間取りの選び方も紹介
さて、城東エリアの魅力や物件情報を発信するすまいよみさんですが、もうひとつの大きな特徴が、「間取り」に注目した物件選びのノウハウ記事の充実度。
それらの記事は、こちらの「マンションの選び方!」カテゴリーの中にまとめられています。
結婚や出産、家族との同居など、家族環境の変化をきっかけに住宅購入に踏み切る方は多いのではと思います。
ですが、それまで単身で1Kや1R、あるいは実家の戸建てに住んでいたという場合、なかなかファミリータイプの間取りに対して具体的なイメージを持つのは難しく感じませんか?
そんな方にぜひ、上記のすまいよみさんのブログ記事を読んで欲しいのです!
すまいよみさんは、毎日物件の間取り図を見て、実際に暮らしやすい間取りとはどんなものか?についての考察をされているんだそう。
たとえばこちらの記事では「リビングダイニング10畳」をキーワードに、家具の置き方などをシミュレーションしつつ、より過ごしやすい間取りの選び方が紹介されています。
同じ”10畳”と記載されている間取りでも、配置や部屋の形によって実際住んでからの印象には大きな違いが現れる可能性があるので、見極めが大切です。
間取り図から実際の暮らしを上手にイメージできるようになったら、住まい探しでのあなたの強みが1つ増えるはず!
読んでおくのが吉!購入初心者におすすめの記事
すまいよみさんは自身のマンション選びのモットーを、「ファミリーで永住できる居住性を第一に、資産としての側面も合わせて見る」こととされています。
メインブログやスムログで公開されている記事も、ご自身の体験を踏まえて、一次取得者の抱きがちな疑問や不安点をわかりやすくひも解いてくれる内容が多々。
それらのなかでも、「これはぜひ読んでおくべき!」と筆者が思ったおすすめの記事を一部ご紹介します。
自身の経験を踏まえたマンション購入予算の決め方
マンションは、一生に一度と言われるくらい大きなお買い物。その予算の組み方には誰もが悩むと思います。
4回の購入を経て、すまいよみさんがたどり着いた費用計画のノウハウは必見です。
コスパと安心どちらも欲しい!火災保険についての記事
住宅購入の際、加入の必要がある火災保険について、詳しく解説されています。
マンション購入時には、火災保険へ必ず加入しなくてはいけません。
その費用を少しでも抑えて、かつ安心して暮らすためのヒントが貰えます。
家族の住みやすい環境とは、について考えさせられるお話
こちらはちょっと番外編。具体的な購入術などが書かれているわけではないのですが、個人的にとても好きなのでご紹介をいたします。
すまいよみさんを育てた”オカン”について、そのオカンと過ごした2件目の購入マンションでの日々が綴られた記事。
ブログでは他にもご家族について書かれた記事があげられています。どれも心温まる内容です。自分が、あるいは一緒に暮らす人が、日々の営みを続けていく場としてどんな住まいが理想的であるかを考えさせられました。
すまいよみさんは、住まいの無料相談を受け付けていらっしゃいます。
(太っ腹…)
江東5区(墨田・江東・足立・葛飾・江戸川)と、ブログで紹介されている物件に関しては個別の購入相談にも乗ってくださるとのこと。
すまいよみブログを読んで東京イーストサイドに魅力を感じた方はぜひ、フォームからご相談をしてみては。
なお、今回の記事では東京東側のエリアを、「都内で住む家を探している若い世代、ファミリー層」へのおすすめとしてご紹介していますが、もちろん西側エリアにも素敵な街はたくさんあります。
居住エリアを選ぶ際は、こうしたブログや口コミ、そして可能であれば実際にご自身で検討の土地へ出向かれて、自分や家庭の価値観にあう環境かどうかを吟味してみてください。
マンションレビュースタッフS森は、今後もおすすめのマンションブロガーさん、そのほか住まいに関する情報を発信されている方をリサーチ・ご紹介してまいります!
記事の一覧はこちらにまとめて参りますので、ぜひ次回更新をお楽しみに。