この記事で学べること・ポイント
- マンション内覧の概要
- 内覧前に準備すること
- 内覧時にチェックする点
マンションの内覧は、購入者にとって大切な機会になります。これから住む部屋の状態を事前に直接確認できる唯一の場面だからです。
など、パッと思いついただけでも気になる部分はたくさんあると思います。
もし不具合があれば改善してもらうことも可能です。気になる点はしっかり確認しておきましょう。
この記事ではマンション内覧の概要や、必要な持ち物と準備することを解説し、内覧を行う際のチェックリストも紹介します。
最後まで読むことでマンションに実際に住んでから後悔しないためのポイントがわかります。ぜひ参考にしてください。
マンション内覧時には何をするか?
内覧は購入予定の物件や購入済みの物件を、実際に室内を見学し、仕上がりや設備内容などをこの目で確認する場です。
内覧を上手に活用するために、内覧会の目的について理解しておきましょう。近年利用が増えているweb内覧でできることとできないことのほか、実際の内覧の流れも新築や中古など物件ごとに解説します。
新築マンションの内覧会とは?
新築マンションの内覧会とは、「建物完成後、購入予定の住宅の引渡し前に、購入者自身の立会いのもと行われる実際の建物の確認」のこととなります。場合によっては建物の一部が完成した段階で開催されることもあります。
内覧会では、販売されているマンションの実際の間取りや設備、風景などを見学することができます。
不具合の発見が大きな目的のため、選んだ設備や内装で出来ているか?施工に不備はないか?などを確認します。気になる点やキズ、不具合等があれば担当者に伝え、キズ、不具合は修復の相談をします。
内覧のときに発見すれば売主の負担で直してもらえるものも、引き渡し後だと買主の負担となる可能性があります。
新築マンションの場合は、「購入した物件の間取りや設備が販売時のパンフレットで説明されていた情報と違いはないか、傷や不具合がないか」などを確認する場ですが、中古マンションの場合は購入前にの「商品を見る場」となります。
気になることがあれば、遠慮をせずに、新築マンションであれば売主に、中古マンションであれば、仲介会社に質問、疑問、要望を伝えて対応を相談しましょう。
web内覧でできることとできないこと
Web内覧は、インターネットを通じて、販売されているマンションや物件の内部を見学することができるサービスです。具体的には、不動産会社や物件のウェブサイトなどで提供され、動画や画像、360度パノラマ写真などを通じて、実際の部屋や建物内部を見ることができます。
Web内覧は、実際に物件を訪れることが難しい場合や遠方に住んでいる場合でも、物件の内部を確認することができるため、物件選びの参考となるとともに、時間や手間を省くことができます。
この場合、ドアや窓の開閉、周辺の音の確認などを担当者にリクエストすることも可能です。
忙しくて時間が取れない人や遠方に住む人でも、間取りや内装、設備、部屋の雰囲気などについて気軽に確認できるのがメリットです。
※1
また、コロナ渦で現地訪問型の内覧のハードルが上がる中で、VR内覧の勢いも増しており、2021年には前年比3倍超となっています。※2
VR内覧では架空のアバターをバーチャル空間上に置き、実寸サイズの家具配置や生活の導線を考えることもできます。また部屋の窓から見た外の風景や時間帯別の陽の入り具合、さらにはエレベーターや廊下などの共用部分も見ることもできるので、現地に行くのが困難な時は有効に活用していきましょう。
WEB内覧に関しては、具体的に以下のようなデメリットがあります。
- 現地で見た時の印象と異なる場合がある
Web内覧では、写真や動画、360度パノラマ写真などを通じて物件を見ることができますが、実物を現地で見た時の印象とは異なる場合があります。特に、風景や部屋の広さ、高さ、照明など、実際の物件の特徴を正確に把握することは難しい場合があります。 - 詳細情報が限られている場合がある
Web内覧では、詳細な情報は限られている場合があります。たとえば、室内の素材・質感・設備の状態や、建物の共用部分など、実物を見学した場合にはわかる情報が、Web内覧では得られない場合があります。 - 見落としや誤解が生じる可能性がある
Web内覧では、時間や手間を省くことができますが、見落としや誤解が生じる可能性があります。たとえば、パノラマ写真で部屋の四隅まで細かく確認することは難しい場合があります。
また、web内覧の場合は物件の周辺環境を確認することができません。
モニター越しに観た部屋の設備だけでなく、景観や音などの周辺環境を含めた雰囲気が物件購入の大きな決め手になるので、web内覧だけで物件を選ぶと、物件引き渡し後の引っ越しの際にイメージとのギャップで後悔する可能性があります。
ですので、理想としては、web内覧も場合によっては活用しつつ、実際に物件を購入する前には、やはり現地を訪問する内覧を併用することが現在のWeb内覧の技術下においては、ベターと考えられます。
※1 エフステージグループ youtubeチャンネル
マンション内覧の流れ
マンション内覧の流れについて事前に具体的に理解しておくことで、初めての人でも当日落ち着いて気になる項目を点検できます。
ここでは、購入済みの新築マンションの内覧会、中古物件or購入前の完成済みの新築物件の内覧、web内覧のそれぞれの場合に分けて解説していきます。
内覧会では売主側で30分~1時間ほどの時間が確保されていることが多いですが、納得するまで確認するなら2時間程度かかるかもしれません。
施工会社や販売会社の担当者が同行することが多いので、疑問点はしっかり確認しましょう。
新築マンションの内覧会の流れ
新築で未完成物件の場合は、物件完成前にモデルルームを見学して購入を決め、完成して初めて実際の部屋を内覧できる状態になります。
新築マンションの内覧会は、引き渡しの1か月から1か月半ほど前に、販売する不動産会社の案内で行われます。
通常はマンションのエントランスで担当者と合流し、内覧会の進行について説明を受けます。
新築マンションの場合は販売会社の担当者に加え、施工会社の担当者が説明役として参加するのが一般的です。
ただ、大規模なマンションで購入希望者が多く参加する場合などは担当者の立ち合いが難しい場合もあります。このような場合は、会場で渡されるチェックシートを参照しながら自分で点検することになります。
こちらの記事では、一般的な担当者が立ち会う場合の内覧会の流れを説明します。
マンションのエントランスで担当者と合流し、内覧会の進行について説明を受けます。
その後契約した部屋に移動して
室内設備、室外設備の使用説明
↓
室内チェック
↓
チェックシートを見ながら指摘事項を確認
↓
共用部分の確認
という流れで進んでいきます。
間取りや設備は事前の説明通りか、壁や床に傷・汚れはないかを点検するほか、扉や窓などの開閉はスムーズかなど、実際に動きを確認することも重要です。
所要時間は30分~1時間ほどが設定されることが多いですが、今後暮らすことをイメージしながら入念に点検することになるため、1~2時間かかる可能性もあります。
中古マンション・購入前の完成済みの新築マンションの内覧の流れ
中古マンションや購入前の完成済みの新築マンションを内覧する場合は、仲介会社や販売会社を通じて売主側と日時を調整します。当日は不動産仲介会社、売主、売主側の仲介会社のうち、少なくとも一人は立ち会います。
中古マンション・購入前の完成済みの新築マンションの内覧の流れは以下の通りになります。
内覧の予約
不動産会社に連絡して内覧の予約をします。内覧希望日時や希望する物件の情報を伝えます。
↓
内覧当日の準備
時間に遅れると売主の心象が悪くなってしまうため、余裕をもって出かけるようにしましょう。
↓
物件現地
内覧当日には、不動産会社や売主と現地で待ち合わせをするか、不動産会社の店舗で待ち合わせをして、一緒に現地に向かいます。
↓
内覧の実施
不動産会社や売主が案内し、物件の内部を見学します。間取りや設備、周辺環境などを確認し、購入を決断するための情報を得ます。また、物件に関する疑問点や気になる点があれば、その場で質問することもできます。
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購入意思がある場合の手続き
内覧後に、購入意思がある場合は、不動産会社や売主に対して、購入申し込みの意思を伝えます。その場合、契約書の作成やローン申請などの手続きが必要となります。
このタイミングで、売主さんが実際に暮らしている場合は隣家や上下階の生活音など環境面も聞き取りもできます。
内覧時間は売主や不動産会社の都合にもよりますが、10分~30分程度とされることが多いです。
30分以上確認したい方は、売主が入居中の場合はどれくらい内覧可能なのかを事前に確認したり、必要以上に長時間にならないようにしたりする配慮が必要です。
web内覧の流れ
web内覧の場合は、サービスを提供しているサイトにアクセスして事前に予約し、当日に不動産会社や施工会社の担当者から説明を受けながら動画で物件を確認していきます。
同時に他の購入希望者も参加することもありますが、画面をオフにすることで顔を見られる心配はありません。所要時間は30分~1時間程度が多いです。
Web内覧の予約
不動産会社のウェブサイトなどで、Web内覧の予約をします。予約フォームに必要事項を入力し、内覧希望日時を選択します。
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内覧用のURLを受け取る
予約が確定すると、内覧用のURLやパスワードなどを受け取ります。不動産会社のウェブサイトや内覧用のサイトにアクセスすることで、物件の内部を見学することができます。
↓
内覧の実施
内覧用のURLやパスワードを使用して、物件の内部を見学します。動画や写真、360度パノラマ写真などを通じて、実際の部屋や建物内部を確認することができます。
↓
物件情報の確認
不動産会社や売主が提供する、物件の情報や価格、支払い条件などを確認します。また、物件に関する疑問点や気になる点があれば、不動産会社に問い合わせることもできます。
↓
購入意思がある場合の手続き
内覧後に、購入意思がある場合は、不動産会社や売主に対して、購入申し込みの意思を伝えます。
マンション内覧会の持ち物とマナー
マンション内覧会で必要な持ち物やあらかじめ用意しておくことなどを説明します。
売主が暮らしている中古物件の場合は、内覧の際のマナーもとても重要です。マンション内覧会に必要な服装や接し方などについても解説します。
マンション内覧会の持ち物
マンション内覧会に準備しておくと便利な持ち物には次のようなものがあります。
- スマートフォンやタブレットもしくはカメラ
- メジャー
- 筆記用具・メモ帳
- 家具や家電の寸法メモ
- 間取り図やパンフレット
内覧は、物件や設備に不具合はないか、事前の間取り図でのイメージと一致しているか確認するのに加え、実際に暮らし始めた後をイメージするのに貴重な機会です。
部屋や設備の状態を記録するためにカメラは欠かすことができません。スマホのカメラ機能を使うのも良いでしょう。
メジャーで廊下の幅やドアの高さ、ベッドやソファの置き場所の寸法を測っておくと引っ越しの時にスムーズです。引っ越しの際に持ち込みたい家具や家電の寸法を書いたメモも持参すると役立ちます。
気になった箇所をすぐにメモできるように筆記用具や間取り図も必須です。家具や家電を配置する際に重要なコンセントの場所が図面と違いはないかも点検しましょう。
マンション内覧会でのマナーや準備しておくこと
物件を内覧する際にはマナーも大切です。
事前に予約するのはもちろん、内覧会中は担当者の案内に従い、家具や備品などに気軽に触れないように注意します。
内覧会では寸法を測ったり傷や汚れなどを確認したりする際にしゃがむことや背伸びをすることが多いため、動きやすい服装が良いでしょう。
中古物件では、引っ越し直後など清掃が入る前はほこりで汚れていることもあります。汚れると困る服装は避けるのが無難です。
また、中古物件では一層マナーには気をつけましょう。
売主が個人となるケースが多い中古物件では心象を悪くしないようにする配慮が欠かせません。
大きな金額をやり取りする不動産売買契約は、互いの信頼関係がなければ成り立たないものです。売主は内覧に訪れた人が誠実に取引できる相手かどうかを気にします。
内覧をする際は、時間を守ること、室内の物を勝手に触らないことなど、相手に迷惑をかけない、不快な思いをさせないよう気を付けるべきです。
売主さんと良い関係を気づいたため、物件の値引きに繋がったケースもあります。
売主さんがまだ生活している物件を内覧する際、手土産を持参するべきか迷う方もいると思いますが、一般的には必要ありません。
それよりも、時間を守ることやあいさつをしっかりする、クローゼットやドアを開ける際、写真を撮影するときはきちんと売主に確認を取るなど、最低限のマナーを守ることが大切です。
また中古マンションの場合は、売主に直接価格交渉をするのは禁物です。
中古マンションの価格交渉は通常、不動産会社を通します。直接値引きを求められても売主が困惑して印象が悪くなります。売買交渉をスムーズに進めるためにもルールは守りましょう。
中古マンションの場合は、売主と買主の両方が気をつけないと行けない事項があるから、このマンガを見ておくのもオススメダヨ!
マンション内覧のチェックリスト。裏ワザはあるのか?
ここまで、マンション内覧会の概要や、内覧会に当たって準備することや必要なマナーを紹介してきました。
次に実際に内覧する際のチェックリストをまとめたので参考にしてください。新築マンションと中古マンションでは内覧する際に注意するべきポイントが異なります。しっかり確認して本番に臨みましょう。
購入済み新築マンションの内覧会のチェックリスト
新築マンションの内覧会でチェックするポイントは次の通りです。
新築マンション内覧会のチェックリスト
項目 | チェックする主な内容 |
ドア | スムーズに動くか。傾きはないか |
クロス | 傷や汚れ、はく離、すき間などがないか |
フローリング | 傷や汚れ、床鳴りはないか。水平になっているか |
収納 | 扉の開閉はスムーズか。棚にがたつきはないか |
窓 | 鍵や窓の開閉はスムーズか。ガラスや網戸に傷や汚れがないか |
スイッチ・コンセント | 図面通りの位置に設置されているか |
給排水 | 吐水量は適切か。水漏れはないか |
間取り | 部屋の形状や窓・ドアの配置は図面通りか |
駐車場・駐輪場 | 図面通りか |
施工ミスや不具合の確認を30分程度で終えることは物理的にほぼ不可能です。
目立つ傷や汚れをさっとみるだけで終わってしまう可能性もありますので、時間の上限について催促された場合も「大事な機会なのでゆっくり時間をかけて確認したい」と意思をはっきり伝えましょう。
また、これに加えて内覧には2人以上で参加してください。
家族や親しい友人に依頼し同行してもらうことをおすすめします。
確認は多岐にわたり時間がかかりますので、効率よくチェックできるように事前にイメージをしておくとよいでしょう。
中古マンションの内覧チェックリスト
すでに人が暮らしたことがある中古マンションの場合は完成から時間が経過しているだけに、新築物件でもチェックするポイントに加えてさまざまな確認点があります。新築マンションにはない点で、中古マンションで確認する点は主に次の通りです。
中古マンション内覧のチェックリスト
項目 | チェックする主な内容 |
図面と現況 | 間取りやコンセントの位置など図面と現況で相違ないか |
間取り変更 | 間取りの変更が可能な構造か |
エアコン | エアコンが設置されているか。使用は可能か |
外壁 | ひび割れやはく離など劣化が目立つ部分はないか |
1階の店舗 | 1階に店舗がある場合の営業時間など |
バルコニー | 手すりはサビていないか。排水がしっかりされているか |
管理人 | 管理人室の場所はどこか。管理形態は日勤か巡回か |
掲示板 | 掲示物の更新状況。管理は行き届いているか |
エレベーター | 住戸数に対する数やサイズは適切か |
メールボックス | 整理・清掃されているか |
集会場 | 集会場があるか。清掃されているか |
駐車場・駐輪場 | 住戸数に対する駐車・駐輪可能台数は適切か |
共用部分 | 使用方法は適切に決められているか |
隣地の敷地 | 隣地で眺望などに影響する建物の計画がないか |
中古マンションは管理状態によって物件の状態に大きな差が生じます。同じ年に建てられた物件でも、日常の点検やメンテナンスが行き届いたマンションは見た目も良く長持ちする一方、管理がずさんだとサビや傷みが目立ちます。
「マンションは管理を買え」とも言われます。
内覧の際には専有部分だけでなく、廊下や外壁などの共用部分もしっかりチェックすることが重要です。
時間帯を変えて見に行ってみたり、平日と土日の比較をしてみたりすることで、良い面悪い目がより浮き彫りになります。 そのうえで納得するか、もしくは気になることが出てきたなら、それをテコに交渉するなど、失敗しない購入により近づけます。
実際住んでみて平日に暮らしたら、思わぬ騒音が近くの工場から聞こえてくることもあるかもしれません。 全てを確認することは出来ないかもしれませんが、1度見て決めるよりは2度、3度日時を変えて見に行くことで失敗のリスクを軽減することは出来るはずです。
マンションの室内や敷地のチェックだけでなく、実際に歩いてみて少し時間をかけて周辺のリサーチも行うと、後悔の無い物件選びができるようになります。
番外:リノベーションを検討している場合のチェックリスト
項目 | チェックする主な内容 |
壁が抜けるか | リビングを広くしたい場合などに確認 |
水回りの段差 | 室内に段差がないか |
天井裏のスペース | 天井裏にスペースがあれば天井を高くできる可能性がある |
共用部分 | インターホン、玄関扉、バルコニーなど |
段差がついている理由は、給排水管やガス管が通っていたり、水を流すための勾配があるからです。
「中古購入+リノベの事例」、「金利が安くなる物件とリフォームのセットローン」、「予算」、「成功ノウハウ」を多数公開。「好立地の中古マンション、戸建てを購入してリノベ」をお考えの方はご確認ください。
特に気をつけるポイント
■音漏れ
音漏れも、実際に入居したあとの大きなトラブルの原因になります。
賃貸マンションに比べて、分譲マンションは音漏れがしにくくなっています。
ただし分譲マンションだからといって音漏れ対策が万全とは限りません。
以下のポイントは必ずチェックしてください。
- 管理組合の規約
管理規約では、床材の遮音等級の指定があるか確認してください。
一般的には、LL-45以上の等級が指定されていれば、防音対策を考えられているマンションと言えます。
■駅からの距離
現地見学の日は、多少面倒でも最寄り駅から歩いてみることをおすすめします。
実際に駅から歩いてみると、実際には途中に待ち時間の長い交差点があり、表記よりも時間がかなり掛かるといったケースもあります。
■共用部分・共用施設
共用部分・共用施設も必ず確認しておきましょう。
先ほども申し上げた通り、「マンションは管理を買え」という言葉もあるくらい、管理状況が重要です。
将来も値段が下がらず、逆に価格が上昇するような資産価値が高い物件を選ぶためにも、物件の管理状況を確認することは必須です。
部屋だけではなく、「ゲストルーム」、「パーティールーム」、「駐車場」、「駐輪場」、「ゴミ置場」、「メールボックス」、「掲示板」等、全ての共用部分・共用施設の確認をしてみましょう。
内覧する前にマンションレビューでわかること
内覧をスムーズに進めるには、事前にそのマンションの販売履歴、資産価値、口コミなどを確認しておくことも重要です。
【マンションレビュー】では、次の情報を無料で知ることができるのでぜひ試してください。
- 販売履歴
- 賃料履歴
- 適正価格診断
- 価格騰落率
- 将来価格予測
- 口コミ
- 偏差値
販売履歴や賃料履歴を知ることで、購入を検討する物件の価格が適切かを判断する材料になります。AI技術を用いて算出した適正価格を知ることができる適正価格診断も有効です。
価格騰落率は新築時からの価格上下の推移を知ることができるため、マンション購入後にどれだけ資産価値が維持されるかを予想するのに役立ちます。
将来的に買い替えをする可能性がある場合は、AIが導き出す30年後までの売却予測価格を確認できる将来価格予測も、購入を決める判断材料の一つになるでしょう。
その他にも、マンションレビューでは居住者の口コミを読めたり、資産価値を数値化したマンション偏差値も確認できたりするなど、納得して購入を決断できる便利なサービスがそろっています。
マンション内覧についてよくある質問
- 新築マンションの内覧会で、気になる箇所があったのですが、どこまで言っていいのでしょうか?
- 新築マンションの内覧会で気付かなかった部分は後から直してもらえるのでしょうか?
- 新築マンションの内覧会に他の不動産会社やホームインスペクションなどの第三者の同行は必要でしょうか?
- 内覧を何回くらいしてマンションを決めるのが普通か回数を教えて下さい。
- 中古物件で、同じ物件に二度目の内覧なのですが、注意するポイントがあれば教えて下さい。
- 中古マンション内覧後に返事はいつするのでしょうか?また上手な返信の仕方があれば教えてください。
Q1.新築マンションの内覧会で、気になる箇所があったのですが、どこまで言っていいのでしょうか?
気になる点がある場合は、遠慮せずに内覧会で必ず指摘しましょう。
照明やコンセントの位置などが契約内容、図面と異なる場合もあります。生活に支障がなくても約束と違う点は確認します。
壁や床の傷・汚れは内覧時にはそれほど気にならなくても、住んでみるとストレスに感じることがあるかもしれません。引き渡し後は対応してくれないケースもあるので、内覧の際に対応を求めるのが理想です。
Q2.新築マンションの内覧会で気付かなかった部分は後から直してもらえるのでしょうか?
内覧した時点で気付かずに引き渡しを受けた後でも、明らかな施工ミスや不備があれば売主側に対応してもらえる可能性がありますので、問い合わせましょう。
売買の目的物が契約に適合しないものである場合の責任について、買主が売主に補修などを求めることができる権利が、民法第562条に明記されています。
ただ、一般的には、引き渡し後の細かな傷や汚れの補修は対応してもらえません。
引っ越し作業や生活でついた傷や汚れである可能性もあり、責任の所在がはっきりしないからです。引き渡し後に対応してもらえるケースについては、アフターサービスの内容をしっかり確認しましょう。
Q3.新築マンションの内覧会に他の不動産会社やホームインスペクションなどの第三者の同行は必要でしょうか?
マンションを内覧する際は、他の不動産会社やホームインスペクションなど第三者に同行してもらうことが有効な場合もあります。
同行費用がかかったとしても、不具合によって将来発生するかもしれない損失を防げるかもしれないからです。
内覧時に素人では気が付かない不具合を指摘してもらえる可能性があるほか、指摘すべきかどうか迷う際のアドバイスももらえます。補修に関する交渉も専門家がいればスムーズに運ぶでしょう。
Q4.内覧を何回くらいしてマンションを決めるのが普通か回数を教えて下さい。
内覧の回数に目安はありませんが、一般的には5件前後の物件を見学してから購入を決めるケースが多いようです。
マンションを何軒見てから購入を決めるかどうかは、人それぞれで正解はありません。物件の状態や立地、価格など、自分が重視するポイントからベストな物件を判断することが重要です。口コミや不動産会社のアドバイスなども参考になるでしょう。
長く暮らす住宅を購入するため、妥協しないことは重要ですが、暮らしている人がいる中古物件の場合は多くても二度までが一般的です。
売主側への配慮も忘れないように、確認しましょう。
様々な物件を比較検討することで、自分の本当のニーズの再確認が出来ることはもちろん、割高か割安かを判断する「相場観」という不動産を適正価格で買うためのノウハウも身についてきます。
こんな、購入成功体験もありますので、ぜひ御覧ください。
Q5.中古物件で、同じ物件に二度目の内覧なのですが、注意するポイントがあれば教えて下さい。
内覧が2回目となる場合は、引っ越した後の生活を具体的にイメージできるようチェックすることが大切です。前回の内覧を振り返って気になっていた点を含めて、売主側に質問するポイントをリストアップしておくとよいでしょう。
現在の住まいで使用している家具や家電などのサイズをメモしておき、引っ越し後にも使えるか確認することも重要です。
2回目となると、前回は気が付かなかった近隣環境など新たな情報を得ることも大切です。たとえば日当たりや生活音など、内覧の時間と曜日を変えることで気が付くこともあるかもしれません。
1回目と時間や曜日を変えて訪問するよう調整してもらうと知らなかった情報が得られる場合もあります。
Q6.中古マンション内覧後に返事はいつするのでしょうか?また上手な返信の仕方があれば教えてください。
内覧後の返事は、早ければ早い方が売主側から歓迎されます。通常は遅くとも1週間以内が目安となります。
購入するか迷いがある場合は、気に入っている点に加えて、迷いがあることにも触れながら、追加で確認したい点や検討に要する期間を伝えるとよいでしょう。
物件が気に入らなかったときは、理由として希望と異なった部分を添えて先方に明確に伝えると、不動産会社も今後の物件紹介の際に考慮してくれるので、おすすめします。
逆に購入を決めた際は、他の買い手が申し込みをするリスクもあるので、早めに購入意思を伝えましょう。
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