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住宅ローンの選び方ガイド!押さえておきたいポイントを解説

住宅ローンの選び方

この記事では以下のポイントを中心に、住宅ローンの選び方について解説します。

この記事で学べること・ポイント

  1. 住宅ローンの基礎知識:金利タイプ、返済方法、借入先の違い
  2. 住宅ローン選びで比較するポイント
  3. 住宅ローンを選ぶ際に注意すべき点
  4. 住宅ローン返済中に金利が上昇した場合の対応策
森本
森本
住宅ローンって色々種類があって、どれを選んでいいか悩みます。

多くの方が、住まいを購入する際に住宅ローンを利用します。

その際、「どのローンを選ぶべきか?」という悩みを抱くケースは多いでしょう。

神谷
神谷
とりあえず金利がなるべく低いものを選びたいんだけど…
西村
西村
その気持ちはよくわかります。ただ、契約時の金利の安さだけを重視して選ぶのはあまりおすすめしません。

住宅ローンは、提供している借入先や商品によって様々な違いがあります

それらの特徴を理解して自分にとって最適なローンを選ぶことが、住まい購入の満足度をさらにあげるポイントです。

マレッピ
マレッピ
住宅ローン選びのポイントをまとめて紹介するヨ!

【結論】この記事のまとめ
Q.住宅ローンってどんな種類があるの?

主に下記3つのポイントで分類できる。

  1. 金利タイプ:変動金利・固定金利・固定金利選択型
  2. 返済方法:元利金等・元金均等
  3. 借入先:民間金融機関(銀行)・公的融資(住宅金融支援機構)・フラット35
Q.住宅ローン選びって何を比較すればいいの?

比較ポイントは主に下記6つ。

  1. 金利
    当初返済額を押さえるなら変動、毎月の返済額を安定させるなら固定がおすすめ。
    過去30年の金利推移から見ると、総返済額も変動の方が低かった。
  2. 返済期間
    35年ローンが多いが、最長50年借入可能なローンもある。
  3. 事務手数料・保証料
    住宅ローン契約時に必要な費用で、金融機関により金額が異なる。
  4. 繰り上げ返済の手数料
    金融機関により金額が異なる、中には無料のところもある。
  5. 団体信用生命保険の内容
    保障内容や加入にあたる条件を事前に確認する。
  6. 付帯サービス
    金融機関によってATMの手数料優遇など、プラスアルファの特典もある。
Q.住宅ローン選びで注意しておく点は?
  • 金利の低さだけで判断せず、手数料など全体的な負担やリスクも考慮する。
  • 借入前に毎月の返済額をシミュレーションしておく。
  • 自身の借入可能額を把握しておく。
  • 中古物件の購入時はリフォーム費用も考慮する。
Q.金利が上昇したらどうしたらいいの?
  • 変動金利では「5年ルール」、「125%ルール」があるので金利が上昇しても急激な返済額の増加はない。
  • ただし、5年ルール・125%ルールは「返済額を守る制度」ではなく、「リスクを将来に繰り延べる制度」。
  • 返済額は同じでも返済の内訳を見ると金利が占める割合が増えるため、元本が減るペースが落ちる。そのため6年目・11年目・16年目・・・等の返済額改定のタイミングで返済が苦しくなるリスクもある。
  • 返済額が増えても、元本を確実に減らすことを重視する方は「元金均等」がおすすめ。
  • 金利上昇の対策は「繰上げ返済をして将来払う利息を減らす」、「他の金融機関へ借り換えをする」など。

まず知っておきたい“住宅ローンの基礎”

住宅ローンの基礎
神谷
神谷
住宅ローンって、そもそもどういう種類があるんですか?
西村
西村
主に「金利タイプ」、「返済方法」、「借入先」の3つのポイントにおいて分類できます。

住宅ローンをかしこく選ぶため、どんな住宅ローンのラインナップがあるのか、まずは基礎をおさらいしましょう。

まず知っておきたい“住宅ローンの基礎” まとめ

金利タイプを理解する

森本
森本
住宅ローンの金利選びに悩む人って多いですよね。
マレッピ
マレッピ
選んだ金利タイプによって、返済する金額が変わっちゃうからネ!

金利が何%になるのかは、住宅ローンの返済額を決定する重要なポイントです。

住宅ローンの金利タイプは「変動金利」、「固定金利」、「固定金利選択型」の3種類に分けられます。

神谷
神谷
それぞれどう違うんですか?
西村
西村
簡単に言うと、金利の見直しの有無とタイミングが異なります。
金利タイプ 3種類
  • 変動金利
    世の中の経済状況に応じて金利が変動する金利タイプ
  • 全期間固定金利
    借入期間中ずっと適用金利が変わらない金利タイプ
  • 固定金利選択型
    契約時に設定した一定期間は金利が固定され、期間終了後は変動金利にするか、再び一定期間の固定金利にするかを選ぶことができる金利タイプ
変動金利
変動金利 / へんどうきんり変動金利とは、世の中の経済状況に応じて適用金利が変動する金利タイプです。...
全期間固定金利
全期間固定金利 / ぜんきかんこていきんり全期間固定金利とは、借入期間中はずっと金利が変わらないタイプのことです。...
固定金利選択型
固定金利選択型 / こていきんりせんたくがた一定期間は金利が固定されていて、期間終了後は変動か固定か選べるタイプのことです。...

変動金利と固定金利の違いは、以下の【不動産マンガ】でもわかりやすく解説していますのでぜひ読んでみてください。

『どっちがいい? 変動金利・固定金利の違い』
『どっちがいい? 変動金利・固定金利の違い』不動産を購入する際に、住宅ローンの検討はつきものです。金融機関の商品を見ていると、様々な商品があり、自分にあったものを選ぶには、かなりパ...

返済方法の違いを知る

森本
森本
返済方法にも種類があるんですね。
西村
西村
はい。住宅ローンの返済方法には、「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があります。
元利均等返済
元利均等返済 / がんりきんとうへんさい「元利均等返済」とは、ローンの返済方法の一つであり、毎月の返済額が一定である特徴を持っています。...
元金均等返済
元金均等返済 / がんきんきんとうへんさい「元金均等返済」とは、ローンの返済方法の一つであり、元金の返済額が一定という特徴を持っています。...

一般的に、返済開始当初の返済額は「元金均等返済」のほうが「元利均等返済」よりも多くなります

一方、総返済額は「元金均等返済」のほうが「元利均等返済」よりも少なくなります

また、融資限度額が「元利均等返済」よりも少ない場合もあるうえ、そもそも取扱のない金融機関も存在します。

西村
西村
これらの特徴に加え、先ほど解説したとおり、変動金利を選択した場合の返済額の見直しのタイミングもそれぞれ異なります。
マレッピ
マレッピ
「元利均等返済」と「元金均等返済」それぞれの場合の返済シミュレーションを表にしてみたから、参考にしてネ!
  • 返済方法の違いによる返済シミュレーション
  • 借入額:3,000万円
  • 固定金利:年2.0%
  • 借入期間:20年
元利均等返済 元金均等返済
経過年数 ローン残高 累計返済額 支払った利息 ローン残高 累計返済額 支払った利息
5年 約2,358万円 約910万円 約269万円 約2,250万円 約1,013万円 約263万円
10年 約1,649万円 約1,821万円 約471万円 約1,500万円 約1,951万円 約451万円
15年 約866万円 約2,732万円 約598万円 約750万円 約2,814万円 約564万円
20年 0円 約3,642万円 約642万円 0円 約3,602万円 約602万円

借入先の種類を知る

森本
森本
ローンの借入先は、銀行などの金融機関ですよね?
西村
西村
その通りです!より具体的に挙げると、「民間の金融機関」・「公的機関」・「フラット35」の3種類がありますよ。

民間の金融機関

民間の金融機関から借入れることを、一般的に「民間ローン」といいます。

このときの借入先は銀行や信用金庫です。

大手メガバンクや地方銀行だけでなく、近年はネット銀行の住宅ローンを利用する人も増えています。

金利や手数料、そのほか借入のための条件は金融機関によって異なり、多様な商品の中から自分に合ったものを選べるのがメリットです。

競争が激しいため、中には魅力的な低金利や特典を提供する金融機関も存在します。

森本
森本
同じ民間の金融機関でも、メガバンクとか地銀とか、色々ありますよね?
西村
西村
それぞれの特徴を表にまとめてみたので、参考にしてみてください!
メリット デメリット
メガバンク(都市銀行) ・全国に支店があるため、窓口で相談しやすい
・比較的金利が低い
・審査は比較的厳しい
・個人的な事情を考慮してもらうのが難しい場合がある
地方銀行・信用金庫 ・支店のある地域であれば窓口で相談可能
・地域密着型で、個人的な事情を考慮してもらえる可能性がある
・ネット銀行や都市銀行に比べ、比較的金利が高い
ネット銀行 ・比較的金利が低い ・実店舗がないため、窓口での相談はできない
マレッピ
マレッピ
自分にあった金融機関を選ぼウ!

公的機関

国や地方自治体など、公的機関から借入れることを「公的ローン」といいます。

民間ローンに比べ金利面が有利な商品が多いというメリットがあります。

一方で、民間ローンよりも借入条件が厳しく上限額も低く設定されていることが多いため、人によっては利用が難しいかもしれません。

住宅の公的ローンには、主に下記の種類があります。

財形住宅融資
  • 住宅金融支援機構が提供している、財形貯蓄をしている人におすすめの住宅ローン
  • 金利:5年間固定金利制(借入期間のあいだ、5年ごとに適用金利の見直しをする)
  • 利用条件:財形貯蓄を1年以上続けている・ローン申込日の過去2年以内に財形貯蓄の預入をしている・申込時点での貯蓄残高が50万円以上ある
自治体の住宅ローン
  • 都道府県、市区町村など自治体が主体となり提供する、地域限定の住宅ローン
  • 制度の有無やローンの内容・条件は自治体により異なりますが、一般的に金利は低いケースが多い
  • ローンそのものに限らず、民間ローンの金利補助など代替となる制度を設けている自治体もある
  • 移住世帯や子育て世帯への支援、省エネルギーなどを目的として設けられている場合、細かく利用条件が設定されているため、お住まいの自治体の窓口へ確認するのがよいでしょう
西村
西村
そのほかにも、「災害復興住宅融資」や「サービス付き高齢者向け賃貸住宅建設融資」など特別な条件のもと利用可能な公的ローンもあります。

フラット35

「フラット35」は、住宅金融支援機構が民間の金融機関と提携する形で提供する「全期間固定金利型住宅ローン」です。

住宅金融支援機構とは?
国民の住生活向上を目的として、住まい購入のためのローン等の金融サービスを提供している独立行政法人です。

借入期間金利が固定されているほか、民間ローンに比べ就業年数や雇用形態などの制約がゆるく、借入しやすいという特徴があります。

「フラット35」の特徴
  • 借入全期間にわたり固定金利
  • 融資限度額は8,000万円 ※2026年4月より1億2,000万円に引き上げられます
  • 団体信用生命保険(以下「団信」)への加入不要
  • 保証人は不要、繰り上げ返済手数料不要
西村
西村
今後は金利の上昇が予想されているため、全期間で金利を固定できるのは大きなメリットですね。

フラット35については、こちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

住宅ローン「フラット35」の基本事項
住宅ローン「フラット35」の基本事項とは?審査落ちの原因・ポイントまで解説!「フラット35」は最長35年間にわたりローン金利が固定になる住宅ローンです。保証人や、繰上返済の手数料が不要などの特徴があります。一方、借入希望額に対して、問題ない返済負担率の年収があるにもかかわらず、下記のような状況下で、審査に落ちてしまう人も少なくありません。フラット35の審査に落ちないようにするために、ローンの特徴と審査落ちの原因と対策を会話形式で徹底解説します。...
出典と参考

※住宅金融支援機構:財形住宅融資

住宅ローン選びで比較したいポイント6つ

住宅ローン選びで比較したいポイント6つ
森本
森本
色々な種類の住宅ローンがあるけど、どうやって比較したらいいのかわかりません…
西村
西村
住宅ローンごとの特徴は、主に以下の6つのポイントに現れるので、これらを軸に比較するといいですよ。
住宅ローン選びで比較したいポイント6つ まとめ
  • ①金利
    当初返済額を押さえるなら変動、毎月の返済額を安定させるなら固定がおすすめ。
    過去30年の金利推移から見ると、総返済額も変動の方が低かった。
  • ②返済期間
    各金融機関・ローン商品により異なるが、最長で50年借入が可能。
  • ③事務手数料・保証料
    住宅ローンを契約する際に必要な費用で、金融機関によって金額が異なる。
  • ④繰り上げ返済の手数料
    金融機関によって金額が異なる。中には無料のところもある。
  • ⑤団体信用生命保険の内容
    保障内容と加入条件を事前に調べる。
  • ⑥付帯サービス
    独自のポイントなど、金融機関によって付帯のサービスを受けられることがある。
マレッピ
マレッピ
何を重視したいのか考えながら比較してみよウ!

①金利

先に解説したとおり、住宅ローンの金利タイプには「変動金利・固定金利・固定金利選択型」の3つがあります。

神谷
神谷
結局、変動金利と固定金利どっちを選ぶのが正解なんですか?
西村
西村
それぞれメリット・デメリットがありますが、当初の返済額を押さえたいなら変動金利、毎月の返済額を固定したいなら固定金利がおすすめです!
過去30年の金利推移では金利が上昇しなかったので、総返済額も変動の方が低かったです。

下記は変動金利と固定金利のメリット・デメリットを比較した表です。

金利タイプ メリット デメリット
変動金利 ・金利が下がればその分、総返済額が減る
・固定金利よりも金利が低いケースが多い
・金利が上昇すると総返済額が増える
・場合によっては返済計画を立てにくい
固定金利 ・返済額を全期間もしくは一定期間固定できるため、返済計画をたてやすい
・金利が上昇しても返済額は上がらない
・変動金利よりも金利が高いケースが多い
・金利が下がってもとくにメリットを得られない
森本
森本
状況に応じて、どちらを選んだほうがいいのかは変わりそうですね。

住宅ローンの金利は政策金利の動向に左右されるため、もちろん経済情勢にもとづいた判断は大切です。

一方で、何十年にもわたり毎月支払っていくものであることから、ご自身が安心して返済計画を立てられるかどうかも重視することも大切です。

どちらもメリットデメリットがあり、どちらが正解ということはないため、ご自身のライフスタイル、信条に合う金利タイプを選択しましょう。

②返済期間

返済期間も、各金融機関・ローン商品により異なります。

一般的には35年借入が多いですが、中には最長で50年借入ができるローンもあります

返済期間を長く設定すれば、それだけ月ごとの返済額を抑えることが可能です。

また、住宅ローンは債務控除が適用されるため、相続税を減らせる可能性があります。
※団信に加入している場合は、債務者の死亡時に債務が0になるため、債務控除は関係なくなります。

債務控除とは?
被相続人がローンなどの借金を有している場合、相続税の計算時に相続財産から債務を差し引けること。結果的に相続税の節税につながる。

ローンの支払いを相続人に引き継ぐ、というのは、一見ネガティブなイメージもあるかもしれません。

ですが、ローンの返済中に相続が発生した場合、家族に不動産を残しつつ相続税を減らせるのは大きなメリットです。

西村
西村
実際に、相続対策としてローンを組まれる方もいるんですよ。
マレッピ
マレッピ
借入期間が長いからこそのメリットだネ。
出典と参考

③事務手数料・保証料

住宅ローンを契約する際は事務手数料や保証料がかかりますが、これらの費用は金融機関ごとに異なります

マレッピ
マレッピ
借入でかかるコストは金利だけじゃないんだヨ。

下記が、住宅ローンの契約時にかかる主な諸費用の一覧です。

住宅ローンの契約時にかかる主な諸費用
  • 事務手数料(融資手数料)
  • 保証料
  • 印紙税
  • 登記費用
  • 抵当権設定費用(登録免許税+司法書士報酬)
  • 火災保険・地震保険
  • 団体信用生命保険料(特約をつける場合)

※登記や抵当権の設定には専門的な知識が必要なため、司法書士に依頼するケースが多いです。

④繰り上げ返済の手数料

住宅ローンを、毎月の返済とは別に、ある程度まとまった金額で返済することを「繰り上げ返済」といいます。

繰り上げ返済には、残債の一部を返済する「一部繰上返済」と、残債の全額を返済する「全額繰上返済」の2種類あります。

繰り上げ返済にはメリットもありますが、金融機関に応じて手数料が発生します。

森本
森本
繰り上げ返済のメリットはどんなものですか?
西村
西村
元本を減らせるので、結果的に総支払額が下がるんです。

繰り上げ返済した金額は元本返済とみなされるため、支払う利息を節約することができます

なお、金融機関やローン商品によっては、繰り上げ返済の手数料が無料の場合もあります。

繰り上げ返済の手数料は、金額に関わらず1回の手続きごとに発生することが多いです。

そのため、可能な限りまとめて実施するのがよいでしょう。

⑤団体信用生命保険の内容

民間の住宅ローンを契約する際には、団体信用生命保険(通称:団信)への加入が必須条件となる場合が多いです。

団体信用生命保険(団信)
団体信用生命保険(団信) / だんたいしんようせいめいほけん(だんしん)団体信用生命保険とは、住宅ローンを契約する際に加入する生命保険です。...
神谷
神谷
加入が必須ってことは、契約金を払う必要があるんですか?
西村
西村
いいえ。多くの場合、ローン商品に付帯するため、返済時の金利の中に団信の契約料も含まれています。

団体信用生命保険については、保障内容と加入条件を事前によく調べておきましょう

金融機関により、内容が大きく異なる場合があります。

森本
森本
どんな内容のものがおすすめですか?
西村
西村
がん保障がついているなど、なるべく多様なケースを想定してくれている保険であれば安心ですね。ただ保障が厚くなると、その分金利への上乗せもあるので、ご自身の健康状態を鑑みて決めるのが良いですね。

一般的な団信には、死亡や高度障害への保障が含まれています

それに加え、がんや脳卒中、心筋梗塞など特定の疾病への保障もカバーされているものがあり、より広い範囲で”万が一”に備えることが可能です。

一方で、持病があると加入ができないケースもあるため、注意も必要です。

以下のマンガでは、「住宅ローンの事前審査は通ったのに、団信でつまづいてしまった」エピソードが描かれています。

その後の解決策もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

『住宅ローンで注意! 団体信用生命保険とは?』
『住宅ローンで注意! 団体信用生命保険とは?』不動産・マンション購入には、切っても切り離せない住宅ローン。一般的な住宅ローンで借り入れをすると、通常、団体信用生命保険(通称:団信)と...

⑥付帯サービス

団信のほかにも、住宅ローンには提供する金融機関によって様々なサービスが付けられている場合があります

例①:りそな銀行の場合(2025年12月17日現在)

  • 独自ポイントサービス「りそなクラブ」におけるポイントプレゼント
  • コンビニATMの利用手数料・振込手数料の優遇 など

例②:住信SBIネット銀行の場合(2025年12月17日現在)

  • 自動車ローン、カードローンなど各種ローンの金利優遇
  • コンビニATMの利用手数料・振込手数料の優遇 など

※記載の時点での状況です。それぞれの金融機関において、特典の利用には諸条件が定められています。
最新の情報・詳細は各金融機関のサイトをご確認ください。

マレッピ
マレッピ
期間限定のキャンペーンを提供している金融機関もあるヨ。
神谷
神谷
わぁ、色々あって迷うなぁ!
西村
西村
基本は商品自体の内容や条件を重視して、いくつかの候補で悩んだときのプラスアルファの判断材料として付帯サービスをチェックするのもいいですね。

 

また、マンションレビューでは、「金利+α」のメリットがあるユニークな商品ラインナップで多くのお客様のニーズに対応している「日本住宅ローン」のローン商品をご紹介しています。

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住宅ローン選びで注意しておきたい点は?

住宅ローン選びで注意しておきたい点
神谷
神谷
住宅ローンって、何十年も返済するじゃないですか。失敗すると怖いですよね…
森本
森本
選び方で特に気を付けるポイントはありますか?
西村
西村
そうですね。下記のポイントはぜひ注意していただきたいです!
住宅ローン選びで注意しておきたい点は? まとめ
マレッピ
マレッピ
詳しく解説するヨ!

金利の低さだけで判断しない

住宅ローンの契約時には、どうしても金利の低い商品が魅力的にみえるでしょう。

ただ、金利の低いローンが必ずしもおすすめとは限りません

例えば、変動金利は当初の金利が低く設定されていることが多い一方で、将来的に金利が上昇すると返済額が増える可能性があります。

また、事務手数料や保証料が高めに設定されている商品もあり、総返済額で見ると必ずしも割安とは言えないケースもあります。

西村
西村
金利の数字だけではなく、返済期間全体を通しての負担やリスクを考慮して判断するのがいいですね。

毎月の返済額をシミュレーションしておく

住宅ローンを選ぶ際は、必ず毎月の返済額をシミュレーションして比較・検討しましょう。

ローンの支払いは数十年続きます。

その間に家族が増えたりなど、お金のかかるライフイベントが発生する可能性も考慮しながら、合理的な返済計画を立てることが重要です。

神谷
神谷
ローン返済のシミュレーションって、素人でもできますか…?
マレッピ
マレッピ
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借入可能額を把握する

住宅ローンを選ぶ際は、金融機関ごとに自分が借入できる上限額を把握しておくことも欠かせません。

ローンの借入可能額は、そのまま物件購入の予算に関係します。

西村
西村
借入できる額が物件の購入金額を大きく下回る場合、自己資金の持ち出しが増えてしまいます。
マレッピ
マレッピ
場合によっては、購入を諦めなくちゃいけないカモ…。

それぞれの金融機関は、年収・勤続年数・ほかのローンの借入がないかなどの情報をもとに、申込者の借入可能額を判断します。

また、年収に対する年間返済額の割合も、金融機関により異なります。

そのため、同じ年収であっても条件に応じて借入可能な額は変わります。

西村
西村
ひとつの銀行での借入可能額が想定より低かったとしても、ほかの金融機関ならより高い金額でローンを組める可能性がありますよ。

金融機関の多くで、住宅ローンの事前審査が可能です。

物件探しを着実に進めるためにも、ぜひ活用をおすすめします。

中古物件の購入時はリフォーム費用も考慮する

住まいの購入費用だけではなく、中古物件のリフォーム費用も住宅ローンに組み込める場合があります

近年、不動産価格の高騰を受け、「中古物件を安く購入してリノベーションやリフォーム」という選択肢をとる方が増えています。

森本
森本
お洒落なリノベーションの実例を見ると、わくわくしますよね!

ただし、リフォーム費用をローンに組み込めなかった場合、改装や修繕の費用は自己資金でまかなうか、金利の高いリフォームローンでまかなわなくてはいけません。

中古物件を購入する際は、物件の状態を確認するとともに、リフォーム費用もローンの中に組み込めるかどうかを不動産会社に相談しておくのがおすすめです。

【もしそれでも迷ったら…】プロの意見を参考に

神谷
神谷
色々な条件や特典も比較してみたんですが、魅力的なローンが複数あってひとつを選べません。
西村
西村
そんなときは、自分ひとりで解決しようとせず、プロの意見もぜひ参考にしてみてください。

住宅ローンに関する相談は、金融機関の窓口、不動産会社、ファイナンシャルプランナー、自治体の窓口など様々な場所で受け付けてもらえます。

具体的に検討しているローンがあれば、提供している金融機関の窓口へ相談するのが確実です。

もし複数で比較検討したいのであれば、ファイナンシャルプランナーや、住宅ローンの比較サービスなどへ相談するのがよいでしょう。

客観的な立場からのアドバイスをもらえます。

金融機関に相談する際は、下記のような相談しやすい環境の整っているところを選ぶと安心してじっくり話を聞けます。

  • 近くに相談窓口がある
  • 窓口の数が多い
  • 受付時間が長い など
西村
西村
ローンを組んだ金融機関とは長い付き合いになりますから、契約後も相談しやすい、信頼できるところを選ぶのが大切ですね。
マレッピ
マレッピ
わからないことは相談して、ローン契約への不安をなくそウ!

金利が上昇したらどうする?対応策も紹介

金利が上昇したときの対応策
森本
森本
変動金利を選んだ場合、やっぱり今後の金利の変化が気になりますね。
神谷
神谷
金利がどんどん上がっていったらと思うと胃が痛いなあ。

2024年3月、日銀は過去10年以上にわたり続けていた「マイナス金利政策」を終了しました。

これにより、2025年に入ってから政策金利が段階的に引き上げられ、今後もさらに上昇する可能性があります。

政策金利が引き上げされれば、連動して各ローン商品の金利も高くなっていきます。

そうした場合に備えて、対応策を確認しておきましょう。

金利が上昇したらどうする?対応策も紹介 まとめ

金利が上昇した際の返済例

金利が上昇した場合、返済額はどれくらい変化するのでしょうか。

以下に、金利が0.1%ずつ上昇した場合の返済額の例を紹介します。

  • 借入額5,000万円で、金利が0.1%ずつ上昇した場合
  • 返済スタート時の金利は年0.8%
  • 35年ローン
  • 元利均等返済
  • ボーナス返済なし
金利 月ごとの返済額 スタート時の返済額との差 総返済額
0.8%(変動なし) 約136,549円 ±0 約57,350,580円
0.9% (+0.1%) 約138,829円 +2,280円 約58,308,180円
1.0% (+0.2%) 約141,143円 +4,594円 約59,280,060円
1.1% (+0.3%) 約143,490円 +6,941円 約60,265,800円
1.2% (+0.4%) 約145,870円 +9,321円 約61,265,400円
1.3% (+0.5%) 約148,284円 +11,735円 約62,279,280円

※試算結果の返済額は目安です。

森本
森本
0.1%あがるだけでも、総返済額が100万円近く変わりますね。
西村
西村
変動金利は固定金利よりも金利が低く設定されていることが多いのですが、金利上昇リスクがつきものなんです。

元利均等返済を選択している場合は、さらに注意が必要です。

金利が大幅に上昇した場合、月ごとの返済額に占める金利の割合が増えていき、計算上、利息のほうが月ごとの返済額を上回ってしまうことがあります

利息が返済額を上回ってしまうと元金の返済は進みません。

それどころか、さらに未払いの利息が増えてしまいます。

このように毎月の返済額を超えてしまった分の利息を「未払利息」といいます。

変動金利の5年ルールと125%ルール

変動金利型の住宅ローンの多くには、急激な返済額の増加を抑えるための仕組みが設けられています。

「5年ルール」、「125%ルール」と呼ばれるものです。

「5年ルール」とは?
変動金利のローンにおいて、金利が上昇しても毎月の返済額が5年間固定されるルール。通常、金利は半年ごとに見直しされるが、「5年ルール」により、返済額が変更されるのは借入後6年目、11年目、16年目、のように5年ごととなる。
「125%ルール」とは?
「5年ルール」が適用されているローンにおいて、5年ごとの返済額見直しの際、前回の返済額の125%までしか引き上げることができないというルール。
神谷
神谷
そんな救済策があるんですね!安心しました!
マレッピ
マレッピ
でも気をつけておいてほしいこともあるんダ。

「5年ルール」・「125%ルール」の目的は、あくまでも急激な返済額の増加を抑えることにあります。

増えた利息分は返済期間中に必ず支払うことになるため、総返済額の上昇は避けられません。

西村
西村
どちらにしろ、金利の動向は都度チェックをしておいて、必要に応じて対策をとることをおすすめします。

対応策1:繰り上げ返済をする

金利上昇への対応策のひとつが、繰り上げ返済です。

繰り上げ返済を利用すれば元金を早めに減らすことができ、将来的に支払う利息の額を抑えられる可能性があります

繰り上げ返済のメリットを得たい場合、返済期間のなるべく早い段階で行うことをおすすめします。

マレッピ
マレッピ
ただし同時に手元資金が減ってしまうため、家計のバランスを崩さないよう、無理のない範囲で行おウ!

対応策2:借り換えする

住宅ローンの借り換えも、金利上昇への対応策となります。

神谷
神谷
住宅ローンって、借り換えができるんですね!

住宅ローンの返済中であっても、ほかの金融機関でローンを組み借入れたお金で従来のローンの一括返済が可能です。

従来のローンを完済したあとは、新たに組み直したローンの返済が始まります。

西村
西村
従来のローンよりも金利の低い商品を組みなおせれば、利息の支払いを抑えられるメリットがあります。

ただし、借り換え時に事務手数料や登記費用などの諸費用が必要です。

金利の高い・低いだけでなく、残りの返済期間や諸費用を含めて総合的に判断することをおすすめします。

まとめ

まとめ
神谷
神谷
金利の低いローンがお得だ!と思っていたけど、選び方のポイントって他にも色々あるんですね。
森本
森本
借入の条件や保証の内容も大切だと理解できました!

2025年以降の金利の上昇予想を受け、住宅ローン選びにますます頭を悩まされている方は多いでしょう。

ですが、選び方さえ間違えなければ、住宅ローンは住まい購入をサポートしてくれる心強い存在です。

マレッピ
マレッピ
ぜひこの記事を参考に、住宅ローンを味方につけてネ!

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アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ 調査方法:インターネット調査 調査期間:2022年1月12日~14日 調査概要:不動産相場・口コミサイト10社を対象にしたサイト比較イメージ調査 調査対象:全国の20代~50代の男女1,005名
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