構造計算に偽装があったり、施工ミスや手抜き工事があったりした場合には、新耐震基準の耐震性を満たしていない可能性があります。
躯体部分への影響がないコンクリート表面部分のひび割れは耐震性に問題ありませんが、天井、基礎、梁、柱など建物を支える主要な躯体部分のコンクリートに亀裂が入っている場合、耐震性に問題がある可能性もあります。
地下駐車場、ボイラー室、トランクルーム等、躯体部分のコンクリートが直接見えるところを確認しておくとよいでしょう。
日頃から建物に異常がないかを チェックする習慣をつけておくことをお勧めします。