建物の損傷はなくても、地盤沈下、液状化現象が起こる可能性があります。
住んでいる土地がもともと海や川を埋め立てた土地だったり、造成された土地で、盛土の上に建てられた場合は地震の影響で、地盤沈下や不同沈下により、マンションに限らず、建物が水平を保てない恐れがあります。
(※但し、そのような土地に建つマンションは、地中深くの地盤沈下の影響が出るところよりも更に深い地盤に、支持層にまで杭を打つことにより、計算上問題ないとされています。)
また、液状化現象が起きると、道路が隆起したり、水が地表にあふれる場合があります。こちらは、もともと海や川を埋め立てた土地に起こりやすいと言われています。
建物が立つ場所が、以前はどのような土地の利用をされていたかを確認しておくことをお勧めします。